ラオ新年
- 堀内清華(Sayaka Horiuchi)
- Glolea! ラオス母子保健アンバサダー
4月はラオスの新年でした。
ラオスには新年が3つあります。
日本でも祝う国際新年の1月1日、中国新年の2月、そしてラオ新年の4月です。
もちろん、ラオスではラオ新年が一番大切です。
ラオスでは、4月14日~16日、三日間にわたってお祝いをしました。水かけ祭としてよく知られています。
みなさんも写真で見たことあるでしょうか? 4月に入ると、新年に向けて、水鉄砲や防水グッズ、そしてアロハシャツがカラフルに店先を彩り、町中がなんとなくそわそわとした雰囲気になります。そして、新年になるとあちこちで宴会と水かけが始まります。私も問答無用で背中にホースを入れられてびしょ濡れになりました。。。
防水グッズは必須です。
激しい水の掛け合いが注目されるラオ新年ですが、水をかけるのには意味があります。
人々はお供え物を持って寺に集まり、仏像を洗い昨年の穢れを落とします。このほか、村の長老や両親など敬愛する人にも昨年の失礼をわびる意味で水をかけます。(日本の、水に流す、にも似ていて面白いですね)その他、新年中は家族・親戚が集まり、祈祷師を招いて、皆で1年間健康で過ごせることを祈ります。
新年が過ぎると、ラオスはいよいよ本格的な暑い季節に突入します。
これから1年間、みなさん健康に過ごせますように!
記事をお読み頂きありがとうございました!
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 堀内清華(Sayaka Horiuchi)
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- パクセー
大学生時代から、国際団体に所属して国内外の保健に関する活動に参加。小児科研修終了後、かねてからの途上国での保健に関わりたいという思いから、いったん病院を離れることを決意。2012年5月より、JICA(独立行政法人 国際協力機構)のプロジェクト(母子保健統合サービス強化プロジェクト)の長期専門家として、ラオスで働いている。