ブラジルの大自然と生活・子育て・教育を現地からお届けします!
- 大岩ピレス淑子(Toshiko Oiwa Pires)
- Glolea! ブラジル大自然の中の生活アンバサダー
Oi!(オイ) ポルトガル語でこんにちは!
日本から1番遠い国「ブラジル」で、夫と2人の子供と共に暮らしている大岩ピレス 淑子(おおいわ・としこ)と申します。
これから自然の美しい海辺の街サンセバスチャン市から「Glolea!ブラジル大自然の中の生活アンバサダー」として連載をお届けします。
今回は、連載開始にあたりブラジルで子育てをする私の幼少期からこれまでを振り返りつつ自己紹介をさせていただきます。
プロダンサーとして世界中を周る生活からブラジルへ
幼少期からバレリーナの母はパリやニューヨークへバレエの研修に行っていたりと、その世代の多く方のように欧米志向でした。
私は当然のようにバレエをやらされていましたが、あまりしっくり感じず、4次元のことや今の言葉だとスピリチュアルなことに興味を持っていました。
中学時代に創作ダンスやジャズダンスに熱中し、高校卒業後にニューヨークの大学で、ダンスを広く深く学びました。
同時にヨガに出会い深くのめり込みました。
その後ニューヨークのダンスカンパニーで踊り、度重なる怪我のお陰でヒーリングにも出会い、のちに南フランスのカンパニーに入り世界中をツアーして周る生活を送りました。
フリーランスになってからも様々な国に滞在し仕事をしてきましたが、だんだん興味が先進国ではない国に向いていき、モロッコやガーナ、そして大好きだったブラジルに長期滞在していく中、ブラジル人の夫と知り合いサンパウロに住むことになりました。
自然の美しい海辺の街ブラジル・サンパウロ州「サン・セバスチアン」で2児の子育てを楽しんでいます
サンパウロは刺激的な街ですが、妊娠した時に身体が拒否反応を起こし、自然の美しい海辺の街 São Sebastião(サン・セバスチアン市)の熱帯森林に家を買いました。
息子はダウン症候群を持って日本で生まれ、娘も日本で生まれました。
約20年ぶりの日本を、ブラジル人の夫と「障がい児」とされる息子を通した目で再発見し、日本社会の性質や日本の良いところ、悪いところ、これからの課題なども見えてきたと思っています。
現在息子は8歳、元気に公立小学校に通っています。娘は3歳で保育園に行ったり行かなかったり。
私はダンス、ヨガ、ヒーリングの仕事をしながらのほっとけ育児で、ふたりとも海や川で思いっきり遊びながら成長しています。
これからはじまる連載を通じて、ブラジル生活と自然の中での子育てについてお届けしていきます。
次回の連載記事では「ブラジルではすでに当たり前!?社会に根付くインクルージョン教育のあり方とは」をテーマにお届けします。お楽しみに!
記事をお読み頂きありがとうございました!
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 大岩ピレス淑子(Toshiko Oiwa Pires)
- Glolea! ブラジル大自然の中の生活アンバサダー
- サンパウロ州
高校卒業後NYの芸術大学で4年間ダンスを学ぶ。その後アメリカとフランスのカンパニーでプロダンサーとして世界中で踊る。パリを拠点にフリーランス活動中にブラジル人の夫と出会いサンパウロに移住。息子を日本で出産。サンパウロ州の海辺に家を買う。その後再び数年間の日本生活を経て第2子を出産、現在ブラジル在住。